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ワックス講習会(その一:ワックス)

ワックスについて悩んでいる人は多いと思います。ワックスの種類はどう使い分けるのか、塗り方はどうするのか、そもそもワックスは塗らないとダメなのかなど、私も日々修行の毎日です。
で、先日プロショップのレグナにて、ワックス講習会がありました。チューンナップショップヴィトラのサービスマンの方が来られて一から教えていただきました。

ということで、ワックス講習会での内容をお伝えしたいと思います。なお、私・ヨレ蔵のヨレた頭で理解し実践したものなので、上級者の方で「それはちょっと違うんじゃないの?」
と思われる方がいらっしゃると思いますが、その場合はコソッと連絡してくださいね。

 では、早速レポートしていきましょう。

【ワックスの形状】

1.スプレータイプ

ワックスには、いろいろな形状があります。まず普通のスポーツ店やディスカウントショップにも置いてあるものとして簡単に塗れるスプレータイプがあります。ゲレンデでボードを履く前にシュッシュとやっている人をよく見かけますよね。あれです。

 一説によると成分的に良く滑るそうですが、なにぶん耐久性がありません。リフト1本分、この前の講習会ではリフト乗り場に行くためのスケーティングで剥がれてしまうとのことでした。

 したがって、このスプレータイプのワックスは常に塗らなければ意味がないようです。みなさん覚えておきましょう。

2.半練りタイプ

半練りの状態のもので、専用のスポンジ等でボードに塗り込んで、最後にコルクで延ばしながらその摩擦熱で浸透させるというものです。

 スプレータイプに比べて比較的長持ちするそうですが、一本の距離が長いとやはリフト1〜2本で剥がれてしまうようです。

 休憩の度に塗る直すように心がけてください。

3.固形タイプ

固形状のもので、アイロンによるホットワクシングによりボードに浸透させるものです。宿泊で滑りに行く場合に、一時的に生塗りといってそのままボードにこすりつけて、コルクで塗り込むことも可能ですが、その場合もホットワクシングによる下地作りができていることが前提です。

 この固形タイプであれば、通常のライディングであれば1日はもつそうです。従って、なるべくこの固形ワックスを使ってホットワクシングするよう心がけてください。

以上、ワックスの形状について簡単にご紹介しました。ライディング技術はなくてもウンチクだけは語るTEAM Yorezoのメンバーのみなさんは、当然ホットワクシングをしなくてはいけません。

 ということで、この後はホットワクシングをやっていくことを前提に解説していきますね。

【ワックスの種類】

続いてワックスの種類です。ワックスには、大きく分けてパラフィン・ワックスとフッ素入りワックスがあります。通常の滑走ではパラフィンワックスで問題ありませんが、大会に出たりここ一番の滑りをしたいときにはフッ素入りのワックスを使った方がよく滑ると言われています。

ただし、フッ素入りのワックスは、必ずパラフィン・ワックスで下地を作った上に塗らないとすぐに剥がれてしまうので注意しましょう。


 フッ素入りワックスにも、フッ素量が少ない低フッ素ワックスとフッ素量の多い高フッ素ワックスがあります。またレースなどの大会では直前にフッ素の顆粒をかけてコルクで擦りつけるということもやるそうですが、一般の滑走では低フッ素ワックスで充分です。レース等に出場される方は、当然チューンナップショップでチューンされていると思うので、詳しくはそちらで聞いてみてください。

以上、ワックスの種類について説明しました。この後はベースワックスの流れを解説します。

【ベースワックス】

それでは、まずは下地作りということで、ベースワックスを塗る事から始めましょう。ニューボードやサンディングからあっがってきた板は、必ずベースワックスをしましょう。このベースワックスをしているかどうかで、緩斜面に行ったときや春先の緩んだ雪での滑走性が随分変わってきます。他の人がスケーティングをしているところでも、スイスイと滑れるようにしっかりやっておきましょう。
まず、ワックスには温度別に何種類かに分けて作られています。0度から-5度用、-5度から-15度用、-15度から-30度用などです。通常は雪温で分けられていますが、中には気温で分けているものもあるので、注意しましょう。
私の場合は、別にお金をもらっている訳ではありませんが、BRIKOを使っているのでBRIKOで説明していきます。

BRIKOの場合は、温度(雪温)が0度から-5度用が黄色、-5度から-15度用がレッド、-15度から-30度用がバイオレットとなっています。で、いろいろな意見がありますが、ヨレヨレ中年でも出来る内容を紹介しますね。

まず、0度から-5度用のイエローのパラフィン・ワックスを約10回塗ります。もちろん塗るだけでなく、ホット・ワクシンングしてしばらく置き(1日程度)、それを剥がすというのを1セットとして10セットです。ホットワクシングのやり方は、パート2で詳しく説明しますので、今はそんなもんかと思って読んでください。

その次に-5度から-15度用のレッドのパラフィン・ワックスを10セット塗ります。そして、最後にイエローとレッドを交互に5セットずつ塗るとベースワックスの出来上がりです。

ガリウムなどは、もう少し温度設定が細かくて、各温度のワックスを10回ずつ塗ることを推賞していますが、ヨレヨレ中年には上記の方法で充分だと思います。チューン・ナップ・ショップのサービスマンも、大会に出るのでなければこれでOKと言っておりました。

ということで、簡単に10セット塗ろうと言っても、塗って剥いでという作業は、結構大変なものです。休みの日に1セットやるという風に考えておいてください。そんなに寒くならない時期なら、1日に2セットできなくはありませんが、次の日にヨレヨレになるので注意しましょう。

そう考えると、9月頃からやりはじめても、年内に何とか下地作りが完成するというカンジです。ですから、夏が終わるころにはチューンに出して、9月頃から下地作りに励むライダーは多いようです。私も今年は何とか間に合いそうです。

そして、ベース・ワックスによる下地作りが出来たら、今度は滑りに行くスキー場の雪温に合わせて、レッドを塗るのかイエローを塗るのかはたまたバイオレットを塗るのか決めます。
 更に気合い一発の滑りをする日や、草レースに出る日などは、その上にフッ素ワックスを塗って出来上がりです。

以上、簡単にワックスを塗る行程を紹介しました。では、実際にホットワックスをどのように塗っていくのかは、パート2で御紹介しますので、そちらを読んでみてくださいね。

では、みなさんも早速下地作りをやってみましょう!!


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